2階建ての家に住んでいる人の中には、「2階にもお手洗いがあると便利」と思っている人もいるのではないでしょうか。
わざわざ1階まで降りるのを面倒に感じ、2階にお手洗いを増設するなどのリフォームをする人も少なくありません。
ここでは、2階でお手洗いのリフォームをする際の注意点にいて見ていきたいと思います。
目次
2階でトイレのリフォームをする際、どれほどの費用がかかるのか確認しておくことをオススメします。
というのも、業者によって施工価格が変わってくるからです。
上階の状態にもよりますが、複雑な場合は施工費がかさんでしまうことも少なくありません。
2階にお手洗いを設置する工事費用は、便器のグレードや増設予定の排水管までの距離などによって変わります。
便器には、「ウォシュレットタイプ」、「タンク式タイプ」、「タンクレスタイプ」という3つの種類があり、どれを選ぶかによっても費用が変わってきます。
ちなみに3つの中ではタンクレスタイプのトイレが最もグレーが高く、その分、費用がかさむのが特徴です。
タンクレスタイプは見た目がスッキリしており、オシャレな印象を与えるなどメリットが多いですが、水圧が低いと設置できないなどのデメリットもあります。
タンクレスタイプに限ったことではありませんが、お手洗いは機能などによって値段が変わってきますので、まずは自身の好みのトイレを見つけることから始めましょう。
2階でトイレのリフォームをする時は、施工日数の確認もしておきましょう。
工事の内容にもよりますが、あまり長引くと生活に支障を生じることがあるからです。
1日や半日で終わればいいのですが、排水管などの状況によっては数日程度かかる可能性があります。
トイレリフォーム工事の施工日数については、実際にどのような工事を行うかによって大きく異なるのが実情です。
お部屋や階段横、階段下など、状況によって変わりますが、家の内部にトイレを新しく設置する場合の工場施工日数は、5～7日程度が目安と言われています。
この施行日数には、内装工事や給排水管からの距離なども含まれており、給排水管や内装工事が複雑であればあるほど、施工日数が長くなりますので注意が必要です。
給排水管や内装工事をどの程度行うかによっても異なりますので、事前の打ち合わせの際にしっかり相談しておきましょう。
例えば間取りの関係などで、ベランダなどの外部に増設する場合や、バリアフリーの工事も一緒に行うと、全体の工期が伸びる可能性が高くなります。
トイレを使用した際に１階にその音が響いてしまうことがあります。これを防ぐ術には、給排水管をどこに伸ばすのかよく考えることが大切です。
普段人がいる生活スペースの近くを通らないように工夫するなどしなければなりません。
このあたりについてはリフォーム業者の方とよく相談してみてくださいね。しっかり防音対策をしてくれる業者を選んでおくと安心です。
2階にトイレを増設する際は、ドアの選択にも気をつけてください。
2階には寝室があるところも多いので、臭いや利用する際の音が気にならないようにする必要があります。
ドアには様々なものがありますが、どのような種類のものを選ぶとしても、気密性や防音などに優れたドアを選ぶことをオススメします。
ただ、それぞれにメリットやデメリットがありますので、実際に設置する場所に合わせて選んだほうがいいでしょう。
ちなみにドアには、引き戸や内開き戸、外開き戸などの種類があります。
例えば引き戸であれば、ドアを開ける際のスペースを必要としないのがメリットです。
他のドアにもそれぞれ特徴がありますので、ドアについてはリフォーム会社とよく相談して決めるようにしてください。
リフォーム会社のスタッフが、それぞれに合ったドアを提案してくれることでしょう。
設置場所に悩んでしまう方も多いようですが、基本は家の中の空いている場所を選択することになるでしょう。
ベランダなどに空間を増やして増設する方法もありますが、外から見た時に不自然な状況になってしまうこともあるので、業者の方によく相談しておかなければなりません。
また、設置場所によってはかなり防音と防臭に力を入れなければならないこともあるので、注意しておきましょう。
様々な理由で、2階でトイレリフォームをする人もいると思います。
その場合、いくつか注意する点もありますので、事前に確認しておくようにしてください。
不明な点はリフォーム会社に問い合わせして、解決しておきましょう。
※お見積りまでは無料で対応いたします
※点検時に作業を要する場合は基本料金が発生することがあります。
その際は事前に説明を行い、ご了承頂いてから作業を行います。
※お見積りまでは無料で対応致します
